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断食はリバウンドする危険性がある

断食はリバウンドする危険があります。断食は病院において、手術前などに絶食という形で行なったり、それだけを専門にやっている施設もあるようです。いずれにしても、専門家の指導の元行うことが大前提です。

断食と言っても、まったく飲食しないということはなく、最低でも水分は摂ってもいいようです。水分を摂らないと、血液成分がどろどろになるので、血栓症から、虚血性心疾患である狭心症や心筋梗塞を引き起こす危険が出てきます。そのほか脳の血管が詰まれば、脳梗塞の危険もあります。

そのため断食中であっても、水分だけは必須といえます。もちろん水はカロリーゼロですから、いくら飲んでも太ることはありません。そのほか青汁だけとか、野菜ジュースだけなど、様々なバリエーションがあります。

さて断食がリバウンドする危険があるというのは、断食中は普段とは異質な、過酷な体内環境に置かれるからです。もし行う場合でも、徐々に慣らしていき、断食が終わった後も、復食をしっかり設けないといけません。

断食とは、飢餓状態そのものです。体を飢餓状態に置くことによって、胃腸を休めて、回復させようとするわけです。現代は、とくに飽食の時代であり、どうしても食べ過ぎる傾向にあります。食事を摂ったと思ったら、また間食を食べたりしがちです。そうすると、胃腸は睡眠中にしか休まらないことに。でも、過剰なカロリーを摂っていると、睡眠では回復しきれないことがあります。そこで断食によって、何日か食事量を激減させて、胃腸や内臓諸器官を休ませようというわけです。

しかし断食がリバウンドの原因になるのは、そのことではありません。体が飢餓状態になるために、たしかに脂肪酸がエネルギーの主体になるのですが、問題はブドウ糖の供給です。

脂肪酸が主体となり、ブドウ糖が不足すれば、貴重な筋肉を分解して、それをブドウ糖にしてしまいます。この糖新生によって、脳のエネルギー源とするのです。ですから断食をすると、筋肉が減少して、断食後に基礎代謝が低下することに。そうなると、今までと同じような食事量でも太りやすくなるのです。

もちろん断食が長くなると、非常用エネルギー源であるケトン体が使われたりします。これはブドウ糖に代わる、脳の代替エネルギー源。しかし、よっぽどのことがない限り、ケトン体モードにはなりません。タンパク質やブドウ糖を少しでも、摂ってしまうと、ケトン体モードにはならない、と言う人もいます。

アメリカではハリウッド・ジュース(ハリウッド・ミラクルダイエット)というプチ断食が流行しています。これは野菜などの食物繊維やビタミン、ミネラルなどの微量栄養素が含まれた飲み物のようです。コーヒー味やイチゴ味、バナナ味など、豊富な品揃えがあるようです。

48時間程度のプチ断食(ファスティング)を週末に実行するだけというもののようですが、これとてカロリー不足なれば、筋肉が分解されます。また基礎代謝量を下回るような摂取カロリーであれば、ホメオスタシス(恒常性)の監視の手が入って、脂肪をため込むように働き出します。その結果、断食でリバウンドしやすくなってしまうのです。

断食には、消化酵素を節約して、その分を代謝酵素に回すというメリットもあるようです。それによって自然治癒力が増大して、難病の治癒に効果を発揮することもあるようです。ですから一概には、否定しません。ですが、ことダイエットで痩せるということに関しては、リバウンドしないダイエットには不合格です。

それよりは、1日3食の食事をしっかり摂るほうが、自然であり、健康的といえるのではないでしょうか?胃腸を休めるためなら、就寝の4時間くらい前までに夕食を済ませ、夜食を摂らなければ休まります。

自然治癒力を高めるということは、ほぼイコール、免疫力を高めるということだと思います。朝食をしっかり摂れば、1日中体温が上昇します。すると免疫力がアップするので、病気になりづらい体質になります。免疫力を上げるのなら、緑茶やバナナを摂れば、効果的に増強できます。昆布などに含まれるフコイダンもオススメ。

結局、断食は何度もやるものではありません。それでは断食でリバウンドしやすくなります。個人的には、1日3食で、栄養バランスの取れた食事を習慣づけることのほうがオススメです。